おもしろいよねー

Wednesday, May 24, 2006

windowsのファイル共有でワークグループのコンピュータが表示されなくなったとき

windowsのファイル共有で、「ワークグループのコンピュータ一覧」がみられますが、これがみられなくなるときがあります。ワークグループって言うのは、特に設定をしなくても使えるもので、サーバーのような役割をするコンピュータをアドホックに決定するようなアルゴリズムになっているようです。このサーバーのような役割をするコンピュータを「マスターブラウザー」といいます。セグメントごとにひとつだけ存在します。マスターブラウザーがいなくなったら、ほかのPCにマスターブラウザーの役割が移動しますので、無作為にPCの電源を入れたりきったりしても、ネットワーク全体が機能不全になる事はないように設計されています。

ところが。マスターブラウザーが変な状態になると、一覧が見られない状態になります。よくあるのは、「マスターブラウザーがリストを持っていない」状態のようです。この場合でもネットワークコンピュータなどからコンピュータの一覧を見ると何も見えませんが、アドレスバーに直接相手の名前を指定してやればアクセスすることは出来ます。この場合はマスターブラウザーと思われるものを再起動すればなおります。マスターブラウザーかどれかを知るには、NT/2000/XPで「nbtstat -a 」を実行してみて、結果に「MSBROWSE」と表示されてればそのIPのマシンがマスターブラウザーであるとわかります。専用のファイルサーバー(NAS)を運用していて、たとえば長期休みでほかのPCは全部電源をけしたが、NASだけは電源をつけっぱなしだった場合、NASがマスターブラウザーになっていてしかも、ホゲっている事があるようです。また、98/Meだと動作がおかしくなる可能性が高いので、コントロールパネル -> ネットワーク -> Microsoftネットワーク共有 -> プロパティ -> ブラウズマスタを無効(通常は自動になっている)としておくとよい。

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